北海道立旭川高等看護学院 助産学科に合格しました！
当校卒業生(昨年度)の大野さんが北海道立旭川高等看護学院 助産学科に合格しました。助産師になって小樽協会病院に勤務します。
以下、大野さんのメッセージです。
母性看護学実習で受け持たせていただいた初産婦さんと臨床指導者との出会いから私は助産師を目指したいという気持ちが強くなりました。
分娩第一期から大きな声をあげ涙を流していた初産婦さんのそばで適切にアセスメントし正しい呼吸法・安楽な体位でいられるような工夫をしている助産師の姿がありました。初産婦は多くの人に支えられていたからこそ最後まであきらめずに出産に臨むことができていたのではないかと思います。産婦さんやその家族に寄り添い安全に分娩に臨めるようメンバーと協力し合う助産師の姿をみて私も同じ女性として、女性とその家族に寄り添い支援するケアを学びたいと思いました。仕事と受験勉強の両立は大変であり、正直辛いと思うこともありましたが、自分自身が助産師になりたいという気持ちをあきらめずに取り組むことができたのは職場や周りの方々の支えがあったからだと思います。
核家族化がすすみ、妊産婦にとって出産や育児の先輩が身近にいるとは限らなくなった現代において助産師の活躍の場は広がっていると思います。その子にとって一生に一度しかない誕生という素晴らしい瞬間に立ち会うことができるが、専門職業人として自分の判断やケアに責任が問われます。私も生まれ育った北海道で地域の人に寄り添う事ができ、責任感のある助産師を目指しあきらめずに頑張りたいと思います。
小樽協会病院 4階病棟 大野さくら